新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック|ブログ

赤ちゃんの歯茎から出血したときに考えられる病気について

特にケガをしたわけでもないにもかかわらず、頻繁に歯茎からの出血が見られる場合、何らかの病気にかかっている可能性が高いです。

また、こちらは赤ちゃんに関しても例外ではありません。

今回は、赤ちゃんの歯茎から出血したときに考えられる3つの病気について解説したいと思います。

〇不潔性歯肉炎

赤ちゃんの歯茎から頻繁に出血が見られる場合、不潔性歯肉炎を患っている可能性があります。

こちらは、ブラッシングが不十分なところに歯垢が溜まることで、歯茎の発赤や腫脹、出血や痛みといった症状が出る病気です。

丁寧にブラッシングをしてプラークを取り除いたり、歯石を取ったりすることによって、多くの場合は比較的早く治りますが、長期間放置すると重症化し、出血や痛みのために歯磨きや歯石除去が困難になる場合があります。

また、歯茎が腫れたまま硬くなり、元に戻りにくくなることも考えられるため、親御さんは注意しなければいけません。

〇萌出性歯肉炎

赤ちゃんの歯茎から出血が見られる場合、萌出性歯肉炎を患っている可能性もあります。

こちらは、赤ちゃんの歯が生えてくることに伴って起こる歯肉炎で、生え始めた乳歯などでしばしば見られます。

歯が生えるときには、その歯が周囲の歯茎を押しのけるような形になりますが、萌出性歯肉炎はこのとき歯茎の形状が変わり、食べカスや歯垢がつきやすくなるのが原因で発生します。

症状としては、歯茎の腫れや出血などが多いですが、その他にもむず痒さ、歯磨きのときの痛みなどが見られる場合もあります。

もし、赤ちゃんが歯磨きを明らかに嫌がるのであれば、こちらの病気にかかっていることを疑うべきです。

〇ヘルペス性歯肉炎

ヘルペス性歯肉炎も、赤ちゃんの歯茎から出血が見られる場合に、かかっている可能性のある病気です。

こちらは、ヘルペスウイルスの感染により、歯茎や喉の奥に口内炎が多数でき、その痛みと高熱のため、口から食べたり飲んだりすることが困難になるというものです。

発熱後2~3日後ほど経過した後、歯茎の腫れや出血が見られるようになった場合、親御さんはこちらの病気を疑いましょう。

ちなみに、ヘルペスウイルスは非常に伝染力が強いウイルスです。

そのため、親御さんやその他の家族は、ヘルペス性歯肉炎を患っている赤ちゃんと同じタオル、コップなどを使用してはいけません。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・赤ちゃんが頻繫に歯茎から出血する場合、何らかの病気にかかっている可能性がある

・不潔性歯肉炎は、歯茎の発赤や腫脹、出血や痛みといった症状が出る病気

・萌出性歯肉炎は、赤ちゃんの歯が生えてくることに伴って起こる歯肉炎

・ヘルペス性歯肉炎は、ヘルペスウイルスの感染によって発症する病気

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

歯列矯正を受けることで現れる顔立ちの変化とは?

歯列矯正は、不正咬合と呼ばれる歯並び、噛み合わせの悪さを改善するための治療です。

また、歯列矯正を受けることで、顔立ちにもいくつかの変化が出ることが考えられます。

こちらはもちろん良い変化を指していて、今後治療を受けようと考えている方にとっては、必ず知っておくべき情報です。

詳しく解説しましょう。

〇理想的なEラインが出来上がる

歯列矯正を受けることで考えられる顔立ちの変化には、まず理想的なEラインが手に入ることが挙げられます。

Eラインとは、横顔の鼻先と下顎の突端部を直線で結んだラインのことをいい、正式にはエステティックラインと呼ばれるものです。

こちらの線上や内側に唇が収まっている横顔は美しいとされていて、具体的には横顔から見て、人差し指を鼻先と顎先にまっすぐつけたときに、唇が人差し指につかない、もしくはほんの少し触れる程度の状態が理想のEラインと言われています。

歯が前方に出ている方は、歯列矯正を受けることで唇も後ろに下げることができ、理想的なEラインを手に入れられる可能性が高いです。

〇スマイルラインが整う

歯列矯正を受けることによる顔立ちの変化には、スマイルラインが整うことも挙げられます。

スマイルラインとは、口角を上げて笑ったときに見える、上の前歯の先端を結んだ線のことをいいます。

こちらは口元でもっとも人目につく部分であり、顔全体の印象に大きな影響を与えます。

また、スマイルラインが下唇のラインに沿って緩やかな曲線を描いている場合、柔らかい雰囲気が生まれ、微笑んだときの顔全体が明るく見えます。

歯列矯正により、歯並びをキレイにすれば、このような整ったスマイルラインが手に入ります。

〇顎が引っ込む

顎が引っ込むことも、歯列矯正を受けることによる顔立ちの変化です。

受け口の方が歯列矯正を受ける場合、上の前歯を前方に押し出し、さらに下の前歯を後ろに下げる矯正を実施します。

こちらは、当然歯並びが良くなることにもつながりますし、同時に顎を引っ込ませることにもなるため、必然的に受け口は改善されます。

つまり、歯並びや噛み合わせの悪さによる不便さと、コンプレックスを同時に解消できるということです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯列矯正を受けることで、良い顔立ちの変化が出ることがある

・歯列矯正によって理想的なEラインを手に入れることができる

・歯列矯正で歯並びがキレイになると、スマイルラインも整う

・歯列矯正によって顎が引っ込むことで、不便さとコンプレックスを同時に解消できる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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子どもの八重歯における原因やデメリット、矯正方法について

“八重歯”とは、上顎の犬歯によく見られる、歯列から飛び出し、他の歯と重なっている状態の歯をいいます。

こちらをチャームポイントと捉える方もいるかもしれませんが、子どもの八重歯は歯科医療の観点から、早めに治療することをおすすめします。

今回は、八重歯の原因やデメリット、矯正方法について解説します。

〇子どもの八重歯が生えてくる原因は?

子どもの八重歯が生えてくる原因はいくつかありますが、1つは顎と歯の大きさのバランスが悪いことが挙げられます。

歯の大きさの割に顎が小さく、歯同士が押し合って間隔が詰まることで、一部が内外に飛び出すことがあります。

また、幼い頃から歯が生え揃うタイミングまで、柔らかいものばかり食べて生活をしていると、顎がうまく発達せず、八重歯が生えやすくなることもあります。

その他、子どもの八重歯は、歯が生えるタイミングによっても発生しやすくなります。

虫歯などで犬歯の乳歯が早く抜けてしまった場合、永久歯が生えるタイミングは遅くなり、生えてきた頃にはすでにスペースが埋まっているため、飛び出してしまいます。

〇八重歯のデメリットは?

子どもの八重歯を放置していると、奥歯に大きな負担がかかります。

人がものを噛むときには、1本1本の歯に対してかなりの力がかかっていますが、犬歯はその負担を分散してくれます。

しかし、八重歯になっている上下の犬歯がうまく噛み合わず、力が分散しない場合、特に奥歯の負担が大きくなってしまいます。

また、子どもの八重歯は虫歯や歯周病にもつながりやすいです。

八重歯には重なっている部分があり、表裏のいずれも歯磨きがしにくいため、どうしても磨き残しが出やすく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

〇八重歯の矯正方法は?

一般的な子どもの八重歯の矯正方法としては、マルチブラケットやマウスピースが挙げられます。

マルチブラケットは、ワイヤーを通したブラケットを歯に装着し、矯正を行います。

八重歯の表側につける以外にも、歯の裏側につけ、外から目立ちにくくする処置が可能です。

また、マウスピースは、プラスチック製のマウスピースをはめ込んで矯正する方法であり、無色透明のため治療がばれにくく、器具が邪魔になる機会も減らすことができます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・上顎の犬歯によく見られる、歯列から飛び出している状態の歯を八重歯という

・八重歯は顎の歯のバランスや食生活、歯が生えるタイミングなどが原因で生えてくる

・子どもの八重歯は歯の負担増加、虫歯や歯周病につながりやすい

・子どもの八重歯はマルチブラケットやマウスピースで矯正可能

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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食事中の姿勢が悪いと虫歯や歯周病につながるって本当?

皆さんは、食事中の姿勢について考えたことはあるのでしょうか?

何も意識しないでいると、知らず知らずのうちに姿勢が悪くなってしまっている場合があります。

また、食事中における姿勢の悪さは、虫歯や歯周病などの症状にもつながりかねません。

今回は、こちらの点を中心に解説したいと思います。

〇食事中の姿勢の悪さが虫歯や歯周病につながる理由

食事中の悪い姿勢とは、主に猫背やお腹の突き出た姿勢のことを指しています。

また、このような姿勢での食事を続けていると、虫歯や歯周病の発症リスクが高くなってしまいます。

人は猫背の状態のとき、口が開いたままになることが多く、必然的に口呼吸の機会が増加します。

口呼吸が増えると、口内を洗浄してくれる唾液の分泌量が減少し、虫歯あるいは歯周病のリスクが高まるという仕組みです。

もちろん、単純に唾液が減ると口内が乾燥し、強い口臭が発生してしまうことも考えられます。

〇悪い姿勢での食事は噛み合わせにも影響する

食事中、テレビを鑑賞するという方も多いかと思いますが、このとき無理な姿勢で食事を摂ることで、噛み合わせも悪化する可能性があります。

具体的には、テレビを観るために横を向きながらものを噛むことで、噛み合わせのバランスに影響が出るおそれがあります。

例えば、左を向きながら食事をすると、無意識に左側の歯で噛むことが多くなり、少しずつ歯がずれてしまうため、注意が必要です。

また、食事中の姿勢が原因で噛み合わせが悪化してしまうと、歯ぎしりや食いしばり、顎関節症といった別の症状にもつながりません。

〇食事中に意識すべき正しい姿勢とは?

虫歯や歯周病、嚙み合わせの悪化などを防止するためには、まず食事中、背筋をまっすぐにして座りましょう。

このとき、イスに座る場合は、両足をきちんと床につけることも意識してください。

こうすることで、上半身にしっかり力が入り、虫歯等のリスクは軽減されます。

テーブルとお腹の間をこぶし1個分程度空けるようにすれば、より良い姿勢は保たれやすくなります。

また、テーブルの高さは腕が楽における高さにし、身体を正面に向け、茶碗を持って食べることも意識しましょう。

テーブルに茶碗を置いた状態で食事をすると、どうしても猫背になってしまうため、注意してください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・食事中の姿勢が悪いと、虫歯や歯周病、口臭といった口内環境の悪化につながる

・テレビを観ながらの食事が噛み合わせの悪化につながるおそれがある

・食事中は背筋を伸ばし、少しだけテーブルとお腹の間隔を開けて座るべき

・茶碗を持って食べると、猫背になるのを防ぎやすくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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