新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック|ブログ

子どもに歯科治療を受けさせる際のNG行動について

虫歯などの症状が出てしまったら、当然子どもも大人と同じように治療しなければいけません。

また、親御さんが子どもに歯科治療を受けさせる際には、嫌なイメージを植え付けないように注意する必要があります。

ここからは、子どもに歯科治療を受けさせる際のNG行動について解説します。

〇歯科クリニックについてしっかり説明しない

子どもに歯科治療を受けさせる際、親御さんはまず「歯科クリニックは怖いところではない」ということを説明しなければいけません。

「歯を削るところ」「歯を治療するところ」といった情報だけ伝えると、子どもに恐怖を与えてしまい、スムーズに通院できない可能性があります。

また、親御さんの中には、「言うことを聞かないと歯を削ってもらうよ」といったように、歯科クリニックをまるで罰のように話す方もいますが、こちらもNGです。

本人のために治療が必要であることを十分説明し、優しく通院を促すことが大切です。

〇嘘をつく

子どもに歯科治療を受けさせる際、親御さんは嘘をついてはいけません。

例えば、「今日は何もしない」「口の中を見てもらうだけ」といった言葉をかけ、嫌がる子どもを連れてくるといった行動は控えましょう。

このような嘘をつくことは、日本小児歯科学会でもNG行動としてアナウンスされていることであり、結局歯科クリニックで治療をすることになると、子どもがトラウマを抱えてしまったり、親子の信頼関係が崩れてしまったりする可能性があります。

そのため、「できるだけ痛くないように治療してもらうから」といったように、嘘をつかず、子どもの不安を軽減させてあげることを考えましょう。

〇強引に治療を受けさせる

強引に治療を受けさせることも、子どもに歯科治療を受けさせるにあたってやってはいけない行動です。

例えば、「これくらいの治療、痛くないでしょ」「治療を受けないと終わらないよ」といった言葉をかけ、強引に治療を受けさせてしまうと、子どもは間違いなく歯科クリニックに対して恐怖心や嫌悪感、ストレスを抱きます。

大人にとっては我慢できることであっても、子どもにとっては耐えがたい苦痛だということを理解し、なるべく厳しい言葉はかけないようにしましょう。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・子どもに歯科治療を受けさせる際には、歯科クリニックについて十分説明する必要がある

・「今日は何もしない」などと嘘をつき、子どもを歯科クリニックに連れてくるのはNG

・強引に治療を受けさせることも、子どもにトラウマや恐怖心を受け付ける原因になる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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歯周病予防に効果的な栄養素と食べ物を知っておこう

歯と歯茎の隙間から侵入した細菌が歯茎に炎症を起こした状態、それに加えて、歯を支える骨を溶かしてしまう状態をあわせて歯周病といいます。

このような状況になるのを防止するには、必要な栄養素を効率良く摂取することが大切です。

今回は、歯周病予防に効果的な栄養素と、それらが含まれている食べ物を紹介します。

〇タンパク質

歯周病予防に効果的な栄養素としては、まずタンパク質が挙げられます。

タンパク質は、人の身体の約2割を形成する成分です。

また、歯周組織はコラーゲンでできているため、その一種であるタンパク質を豊富に摂取することで、口内の健康維持、歯周病予防につながります。

ちなみに、タンパク質には動物性、植物性の2種類がありますが、どちらもバランス良く摂取することが大切です。

以下のような食べ物に含まれているため、積極的に食事に採り入れましょう。

動物性タンパク質 肉類、あさり、チーズ、ヨーグルトなど
植物性タンパク質 大豆、ジャガイモ、白米、小麦粉など

〇ビタミンC

歯周病予防に効く栄養素としては、ビタミンCも挙げられます。

歯周病を発症した歯茎は、コラーゲン線維が破壊された状態です。

ビタミンCには、壊れたコラーゲン線維の再生を促し、歯茎を健康に保ってくれる役割があります。

また、ビタミンCは主に野菜に多く含まれていて、歯周病予防として摂取するのであれば、特に摂取量の多い以下のような食べ物がおすすめです。

・ピーマン(赤、黄)
・ブロッコリー
・キウイフルーツ(黄)
・菜の花
・イチゴ
・レモン など

〇鉄分

鉄分も、歯周病予防に効果的な栄養素の1つです。

タンパク質やビタミンCと同じく、鉄分もコラーゲンを合成するには欠かせない栄養素です。

鉄分が不足すると、コラーゲンが十分に合成できなくなり、歯茎のハリが失われてしまうため、毎日の食事で効率的に摂取しなければいけません。

ただし、鉄分は他の栄養素と比べて、身体への吸収率が低いという特徴があります。

そのため、歯周病を予防したいのであれば、吸収率の良いヘム鉄と呼ばれる鉄分が含まれる、以下のような食べ物を摂取しましょう。

・牛肉(赤身)
・レバー(豚、鶏、牛)
・赤貝
・イワシ
・マグロ など

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・コラーゲンの一種であるタンパク質を豊富に摂取することで、歯周病予防につながる

・ビタミンCには、壊れたコラーゲン線維の再生を促し、歯茎を健康に保つ役割がある

・コラーゲンを合成する鉄分も、歯周病予防には欠かせない栄養素

・歯周病予防により効果的なのは、吸収率の良いヘム鉄が含まれる食べ物

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【親御さん必見】赤ちゃんのガーゼ磨きの方法について

親御さんは、自身の子どもの歯を毎日しっかりとメンテナンスしてあげなければいけません。

また、生え始めの頃は、歯ブラシなどを使ってゴシゴシと磨くのではなく、ガーゼを使用した“ガーゼ磨き”を行います。

ここからは、赤ちゃんのガーゼ磨きにおける方法や注意点などについて解説したいと思います。

〇ガーゼ磨きの方法は?

赤ちゃんのガーゼ磨きは、下の歯が2本生えた頃から行います。

そこから、上下の前歯が生え揃うまで継続します。

また、1日に行うガーゼ磨きの回数はおよそ5~6回が理想的で、授乳をした後、離乳食を食べた後、就寝前などに行い、常に赤ちゃんの口内を清潔に保つように意識します。

ガーゼ磨きの手順としては、まず赤ちゃんを親御さんの膝の上に仰向けに寝かせます。

その後、小さく切ったガーゼを水もしくはぬるま湯で湿らせ、人差し指に巻き付けた状態で、歯を前後からつまむように、優しく汚れを拭き取ります。

〇ガーゼ磨きの注意点は?

赤ちゃんのガーゼ磨きを行う際は、しっかり生えている歯だけでなく、歯茎部分もあわせて磨くようにしましょう。

こちらは、歯茎についている汚れを落とすだけでなく、歯茎が適度に刺激されることで、今後歯ブラシに移行したときの違和感を軽減させることにつながります。

また、ガーゼ磨きの際に力を入れすぎたり、指を奥に入れすぎたりすると、粘膜を傷つけてしまったり、嘔吐反射につながってしまったりすることもあるため、時間をかけて、ゆっくり丁寧に行うことを意識しましょう。

特に、赤ちゃんは上唇の内側にある小帯というヒダがあるため、こちらの部分を傷つけないように注意しなければいけません。

〇赤ちゃんがガーゼ磨きを嫌がった場合はどうする?

赤ちゃんがガーゼ磨きを嫌がる場合、授乳のときの体勢に替えたり、立たせた状態で後ろから抱くようにしたりと、とにかく落ち着かせるための工夫をしましょう。

また、それでも嫌がる場合は、無理やり磨こうとせず、口の周りの汚れだけでも拭き取るようにします。

このようにして、まずは口周りのメンテナンスに慣らすことが大切です。

ちなみに、しっかり磨けたときにはたくさん褒めてあげることで、「歯磨きは楽しい、気持ちが良い」と思ってもらうことができます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・赤ちゃんのガーゼ磨きは、上下の歯が2本生えた頃から実施する

・1日に行う回数は5~6回で、優しく丁寧に、歯茎も一緒に磨くことが大切

・上唇の内側にある小帯というヒダを傷つけないように注意する

・赤ちゃんがガーゼ磨きを嫌がる場合は、体制を替えるなどの工夫が必要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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入れ歯のニオイを予防するにはどうすれば良いのか?

入れ歯は人工の歯を用いた取り外し可能な装置であり、歯が欠けている方をサポートするもっとも一般的な治療法です。

しかし、こちらを毎日使用していると、多少のニオイを発することがあります。

ここからは、入れ歯のニオイを予防する方法について解説したいと思います。

〇毎日のメンテナンスと洗浄を徹底する

入れ歯のニオイを予防するには、やはり毎日のメンテナンスと洗浄を徹底する必要があります。

具体的には、入れ歯に付着した食べカス、プラークを歯ブラシで落とした後、洗浄剤に浸けることで、ニオイや着色などを取り除くことができます。

もちろん、このとき使用する洗浄剤については、使い回しをせず、毎回交換する必要があります。

また、部分入れ歯タイプのものを複数持っている方は、まとめて洗浄せず、個別に洗浄しなければいけません。

まとめて洗うと細かい汚れが取れず、ニオイが出やすくなってしまう上に、キズが付く原因にもなります。

〇材料の劣化を改善する

入れ歯は、基本的に丈夫につくられているため、数年単位で使用することが可能です。

しかし、永遠に使用し続けられるというわけではありません。

また、入れ歯の材料が劣化することにより、ニオイがつきやすくなってしまう可能性もゼロではありません。

特に、普段から歯磨き粉を使用して強い力で磨いていたり、熱湯に浸けたりといった乱暴な使い方をしていると、通常よりも寿命は短くなり、ニオイが発生するだけでなく、使用感も悪くなってしまうことが考えられます。

そのため、メンテナンスをしていてもニオイが気になるという場合は、一度歯科クリニックで入れ歯の状態を見てもらいましょう。

〇他の原因でニオイが発生する場合もある

毎日丁寧にメンテナンスを行っていたり、入れ歯をつくり直したりしたにもかかわらず、装着時のニオイが取れないという場合は、他の原因から口臭が発生している可能性があります。

考えられる原因としては、歯周病やドライマウスなどが挙げられます。

これらの症状が出ているかどうかについても、歯科クリニックでチェックしてもらうことができるため、気になる方はぜひ相談してみてください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・入れ歯のニオイを予防するには、毎日のメンテナンスと洗浄を徹底する必要がある

・部分入れ歯を複数洗浄する場合は、それぞれ個別に洗浄、浸け洗いをするべき

・入れ歯の材料が劣化することにより、ニオイがつきやすくなることもある

・歯周病やドライマウスなど、入れ歯以外の原因で口からニオイを発することもある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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歯を治療することで食べられる硬いものについて

虫歯がある方や歯並びが悪い方などは、歯科クリニックで治療を受けることにより、食べられるものの選択肢が大きく広がります。

当然、場合によっては、これまでは食べられなかった硬いものも食べることが可能です。

ここからは、歯を治療することで食べられる硬いものの例、硬いものを食べるメリットについて解説します。

〇歯を治療することで食べられる硬いもの

虫歯がある方は、強い硬いものを食べると患部に痛みが生じますし、歯並びが悪い方は、上下の歯が噛み合わず、硬いものをうまく砕くことができません。

一方、歯科クリニックでこれらの症状を治療すれば、痛みや噛み合わせを気にすることなく、硬いものを食べられる可能性があります。

また、歯を治療することで食べられる硬いものの例としては、主に以下のようなものが挙げられます。

・せんべい、おかき
・フランスパン
・殻付きの甲殻類
・キャンディー(噛む場合)
・ナッツ類
・イカ、スルメ類
・軟骨類 など

ちなみに、歯を治療すれば、硬いものだけでなく、以下のような粘着性の強いもの、線維性のものなども食べやすくなります。

・干し柿
・水飴
・キャラメル
・パイナップル
・トウモロコシ
・スジのある肉、骨付き肉
・小魚の骨、魚の目、乾燥貝柱 など

〇硬いものを食べることのメリット

歯科クリニックで歯を治療し、硬いものを食べることのメリットとしては、やはり口内の健康につながることが挙げられます。

硬いものを多く噛み、摩擦等の生理的刺激を受けることにより、歯茎の血行が良くなり、歯周病菌への抵抗力を維持することができます。

また、硬いものをたくさん食べるということは、これまでよりも噛む回数が増えるということであり、こちらは唾液の分泌促進につながります。

唾液は口内を洗浄してくれるだけでなく、リゾチームやラクトフェリンといった抗生物質も含まれていて、こちらには口臭や歯周病を予防する効果があります。

さらに、唾液にはカルシウムが溶け出した歯の再石灰化を促し、期段階の虫歯を修復させる作用もあります。

これらのことを考えても、虫歯や歯並びなどの問題があるまま、やわらかいものばかり選んで食べるのではなく、早急に歯科クリニックで治療し、堂々と硬いものを食べるべきだと言えます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯科クリニックで歯を治療すれば、硬いものを食べることができる

・主な硬いものにはせんべいやナッツ類、イカなどが挙げられる

・歯を治療すれば、粘着性の強いものや線維性のものも食べやすくなる

・硬いものを食べることで、虫歯や歯周病、口臭などを防止することができる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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インプラント周囲炎の主な症状や痛み、進行スピードなど

“インプラント周囲炎”とは、インプラント周辺の組織が炎症を起こす感染症のことをいいます。

主にインプラント周りのプラークが蓄積することで発生し、治療後は誰しもがこちらの症状のリスクを抱えています。

ここからは、インプラント周囲炎の症状や痛み、進行スピードについて解説します。

〇インプラント周囲炎の主な症状について

インプラント周囲炎は、インプラントが歯周病と同じような状態になるものであり、治療後のブラッシング、歯科クリニックの医師によるメンテナンスが不十分になると、細菌が歯肉とインプラントの境目に進入し、炎症を起こします。

また、初期症状では、インプラント周囲の歯肉が赤く変色し、そのまま悪化すると、その部分が膿んだり腫れたりしてしまいます。

その他の症状としては、以下のようなことも挙げられます。

・歯茎が痩せる
・歯茎から血が出る
・インプラント部分に痛みが出る
・インプラントがグラグラになる など

〇インプラント周囲炎の痛みについて

先ほど、インプラント周囲炎における症状の1つとして痛みを挙げましたが、こちらに関しては歯周病と同じように、最初はほとんど痛みを伴わないケースが多いです。

つまり、痛みなどのわかりやすい症状がないまま進行し、気付いたら重度の周囲炎になっている場合が多いということです。

出血や痛みといった症状が出ている場合、インプラント周囲炎は重度にまで進行しているため、インプラントを除去する必要があったり、自然と抜け落ちたりすることが考えられます。

ここまでの状態になると、なかなか簡単には治療できません。

〇インプラント周囲炎の進行スピードについて

インプラント周囲炎は、痛みなどの自覚症状がほとんどないまま進行するだけでなく、進行スピードも非常に速いのが特徴です。

具体的には、天然歯の歯周病と比べて、10~20倍ほどの速度で悪化していきます。

また、進行スピードが速い理由としては、インプラントと天然歯の構造に違いがあることが挙げられます。

インプラントは、天然歯と違って歯根膜が存在しないため、細菌への抵抗力がほとんどなく、炎症や骨吸収されてしまう速度がとても速いという仕組みです。

そのため、インプラントの噛み合わせなどに少しでも違和感があったら、すぐに歯科クリニックに相談しなければいけません。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラント周囲炎はインプラント周辺の組織が炎症を起こす感染症

・インプラント周囲炎の症状には歯茎の赤みや膿み、腫れなどがある

・初期のインプラント周囲炎は、痛みや出血などわかりやすい症状がほとんど出ない

・天然歯の歯周病と比べて、インプラント周囲炎は10~20倍ほど進行スピードが速い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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インプラントの耐用年数について~訪れる時期や対処法など~

インプラントは、噛む力がアップする点や、周囲の天然歯に依存しない点などに強みを持つ治療法です。

また、主にチタンでつくられるインプラントは非常に丈夫で長持ちしますが、いつまでも使用できるわけではありません。

今回は、インプラントの耐用年数に関することについて、いくつか解説したいと思います。

〇インプラントの耐用年数はいつ訪れる?

インプラントは、上部構造、アバットメント、インプラント体という部品で構成されています。

耐用年数が訪れるということは、これらのうちインプラント体という顎の骨に埋め込まれた部品が外れたときのことを指しています。

また、このような状況になるのは、一般的にインプラントを装着してから10~15年程度とされています。

もちろん、インプラントにかかる負荷が大きかったり、日頃のメンテナンスを怠っていたりすると、こちらよりも早く耐用年数が訪れてしまうことも考えられます。

〇インプラントの耐用年数が訪れたらどうする?

では、装着から10~15年程度経過し、インプラントの耐用年数が訪れたらどうすれば良いのでしょうか?

インプラントの耐用年数が訪れた場合、一度口内から取り出し、改めて治療を受ける必要があります。

近年は、インプラントの技術や材質が向上しているため、再治療の成功率は極めて高くなっています。

ちなみに、擦り減ったり、咬合力が弱まったりして、耐用年数を迎えたインプラントを無理に使い続けると、歯や歯茎の状態が悪くなってしまうため、絶対にそのままにしてはいけません。

〇インプラントの正しいメンテナンス方法は?

インプラントの耐用年数をできる限り長くするには、日頃から正しい方法でメンテナンスをする必要があります。

インプラントの磨き方については、基本的に天然歯と同じですが、意識をせずただ漠然と磨いているだけでは、磨き残しが発生しやすくなります。

そのため、ゆっくり丁寧に磨くことが大切です。

具体的には、インプラント周囲炎などの発生源となる歯、歯茎のポケットを意識してブラシを当て、優しい力で10~20回のストロークをかけて磨くことをおすすめします。

ちなみに、自身でインプラントの汚れを100%落としきるのは難しいため、術後は定期的に歯科クリニックにも通う必要があります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラントの耐用年数は一般的に10~15年程度

・インプラントの耐用年数が訪れたら一度口内から取り出し、再治療を受ける必要がある

・意識して磨くことにより、インプラントを長持ちさせることができる

・インプラントの治療後には歯科クリニックでのメンテナンスも行う必要がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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ホワイトニング直後のさまざまな制限や症状を知っておこう

ホワイトニングを受けた直後には、食事や嗜好品などにある程度の制限があります。

また、施術前にはなかった症状が出ることもあり、これらの詳細については、事前に把握しておくべきだと言えます。

ここからは、具体的にどのような制限や症状があるのかについて解説したいと思います。

〇食事の制限について

ホワイトニングを受けた直後は、食事に関して制限されることがいくつかあります。

まず、術後24時間は、色の濃い食べ物や飲み物の摂取、色の濃いうがい薬の使用を避けなければいけません。

ホワイトニング直後の歯は、歯を保護するペリクルというタンパク質の保護膜が剥がれていて、外部からの影響を受けやすくなっています。

ここでいう色の濃い食べ物や飲み物とは、主に以下のようなものを指しています。

・コーヒー
・紅茶
・ワイン
・ケチャップ
・カレー
・からし
・醤油
・チョコレート など

また、同じ理由により、以下のような酸性の食品も避けるべきです。

・柑橘類
・炭酸飲料
・酢が入ったもの
・ヨーグルト
・アルコール類 など

〇喫煙の制限について

ホワイトニングを受けた直後には、喫煙に関する制限もあります。

オフィスホワイトニングの術後24時間以内は、前述の通り非常に歯が着色しやすくなっているため、タバコのヤニで黄色くなってしまう可能性が高く、喫煙を避けなければいけません。

また、ヤニは基本的に水にすぐ溶けるものですが、ペリクル層の内部に入り込んだり、色素が歯の表面に沈着したりしてしまうと落としにくくなります。

そのため、ホワイトニングを受けてしばらくの間は、喫煙した後にすぐ口をゆすぎ、ヤニの沈着を抑えることを意識しましょう。

〇痛みについて

ホワイトニング直後には、口内に痛みが出ることもあります。

痛みに関しては、ホワイトニングで使用する薬剤の濃度が大きく影響しています。

薬剤が歯の神経を刺激し、しみたり痛みを感じたりする原因となるため、あまりにも痛みが強い場合は、濃度が薄い薬剤に変える必要があります。

当然、薬剤の濃度を薄くするとホワイトニングの効果も薄くなります。

ただし、薬剤の濃度が薄い場合は、濃い濃度の薬剤よりも長い期間ホワイトニングの施術を行うことにより、同じような白さにすることが可能です。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ホワイトニング直後は色の濃い飲食物やうがい薬を避けるべき

・ホワイトニング直後は酸性の強い飲食物もNG

・オフィスホワイトニングの術後24時間は喫煙を避けなければいけない

・ホワイトニング直後に口内の痛みがある場合は、薬剤の濃度調整が必要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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マスク生活で歯が黄ばんでしまう原因と対処法ついて

新型コロナウイルスの感染拡大以来、日常生活ではマスクが手放せなくなりました。

また、マスク生活が長引いたことにより、歯の黄ばみが目立つようになったという方も少なくありません。

ここからは、マスク生活で歯が黄ばんでしまう原因とその対処法について解説します。

〇コーヒー、紅茶、ワインなどを飲む機会が増えた

マスク生活で歯が黄ばんでしまう原因としては、まずコーヒーや紅茶、ワインなど、着色しやすいものを飲む機会が増えたことが挙げられます。

コロナ以前は、誰もが当たり前のように外出していましたが、コロナ感染拡大後はなかなか身動きが取れず、休みの日も自宅で過ごす方が増加しました。

また、自宅にいる時間が長いことにより、コーヒーや紅茶、ワインなどをたしなむ機会が増加し、その色素汚れが歯の表面に蓄積され、黄ばみが目立つようになったというケースは少なくありません。

〇唾液の分泌量が減少した

マスク生活で歯が黄ばんでしまう原因としては、ずっとマスクを着用していることにより、唾液の分泌量が減少したことも挙げられます。

マスクをしていない場合は鼻呼吸がしやすく、唾液も十分に分泌されやすいですが、マスクの着用によって口呼吸が増えると、唾液の分泌量は減少し、コーヒーや紅茶、ワインなどの色素が歯に蓄積されやすくなります。

もちろん、このような頑固な色素の沈着は、一度ついてしまうとなかなか簡単には落とすことができず、見た目に大きな変化が出てしまったという方もいるかと思います。

〇マスク生活による歯の黄ばみの対処法

マスク生活による歯の黄ばみを解消するには、やはり歯科クリニックでクリーニング、ホワイトニングなどの施術を受けることをおすすめします。

軽度の着色であれば、電動ブラシと研磨ペーストを用いたクリーニングでも、十分に落とすことができる可能性があります。

また、クリーニングでは改善できない重度の着色は、ホワイトニングで改善できる場合があります。

ホワイトニングでは、過酸化水素などが含まれた薬剤を塗布することから、歯の内部に沈着した汚れもしっかり分解、除去することができます。

もちろん、歯質にダメージが蓄積するような処置ではないため、効果が薄れてきたタイミングでもう一度受けることも可能です。

オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングなど、施術の種類も豊富です。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・マスク生活によっておうち時間が増えたことにより、歯が黄ばみやすいコーヒーや紅茶、ワインなどの摂取量が増えた

・マスクの着用時間が長いことから唾液量が減り、歯に色素が蓄積されやすくなった

・マスク生活による歯の黄ばみは、クリーニングやホワイトニングで改善できる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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インプラントを構成する各部位の名称や役割について

インプラントは、複数の部位で成り立っているものであり、それらは1つたりとも欠かせません。

また、これからインプラント治療を受けるのであれば、各部位の名称や概要、役割などについて、ある程度知識を持っておく必要があります。

それぞれ解説しますので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

〇上部構造

インプラントを構成する部位としては、まず上部構造が挙げられます。

こちらは、簡単にいうと人工歯のことであり、インプラントの最上部に設置します。

素材は主にセラミックであり、実際にものを咀嚼する役割を持っています。

インプラントを構成する部位の中では、唯一外から見える部位ですが、治療の段階で他の天然歯と色を合わせることができるため、人工歯であることが目立つ心配はありません。

また、上部構造は非常に丈夫ですが、極度に力を加えると破損することもあります。

その他、経年劣化で徐々にもろくなることもありますが、基本的なケアを欠かさなければ、いきなり破損することはまずありません。

〇アバットメント

インプラントを構成する部位としては、アバットメントも挙げられます。

こちらは、先ほど解説したインプラントの上部構造、インプラント体を連結する中央の部分であり、上部構造を支える重要な役割を担っています。

こちらが存在することにより、インプラント全体の強度が高くなり、咀嚼を補正することができます。

また、アバットメントは通常、インプラント体を骨に埋入してから3~6ヶ月後、インプラント体と骨が結合したタイミングで使用します。

締結方法はネジを使用したものであり、長時間使用しているインプラントは、咬合の力によってネジが緩む可能性があるため、定期検診で調整されます。

〇インプラント体

インプラントを構成する部位には、インプラント体というものもあります。

こちらは歯の歯根に相当するもので、骨と結合し、歯を支える部分として機能します。

顎の骨に直接埋められる部位で、チタンもしくはチタン合金でつくられているものが主流です。

チタンは非常に生体親和性が高く、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けることができます。

また、最近では、インプラント体の表面にハイドロキアパタイトなどがコーティングしてあるものも登場し、より骨との結合力が高まるよう、日々研究されています。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラントは上部構造、アバットメント、インプラント体という部位で構成される

・上部構造はインプラントの最上部で、主にセラミックでつくられている

・アバットメントは上部構造とインプラント体を連結する部分

・インプラント体は主にチタンでつくられ、骨と結合し歯を支える部分

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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