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【新潟でインプラント】インプラント治療を受けるのが困難な病気について

インプラント治療は、安全性を考慮しながら、患者さんの口内に人工歯根を埋め込み、クオリティの高い人工歯を装着する治療です。

しかし、特定の症状が見られる場合、インプラント治療の実施は困難になることがあります。

ここからは、インプラント治療を受けるのが難しい主な病気について解説したいと思います。

〇糖尿病

インプラント治療では、歯茎を切開し、顎の骨に人工歯根を埋入します。

しかし、糖尿病を患っていると、免疫力が低下するため、こちらの切開による細菌感染のリスクが高まってしまいます。

また、糖尿病の方は血流が悪く、傷の治りが遅かったり、骨の吸収が進みやすかったりします。

こちらも、インプラント治療を行うにあたってはデメリットであり、医師の検査により、血糖値をしっかりコントロールしていることが認められなければ、治療を受けるのは難しくなります。

〇高血圧症

高血圧症の方は、血圧をコントロールするために、降圧剤の薬を服用していることが多いです。

その他、血液がサラサラになるように、抗凝固薬のアスピリンなど、血液が止まりにくくなる薬を服用していることも多いため、インプラント治療の際には、医師と連携を強める必要があります。

また、高血圧症になると、脳血管障害や心血管系疾患などの合併症のリスクが高くなりますが、すでに合併症を有する高血圧症の場合、インプラント治療などの歯科治療のストレスから、血圧が上昇する可能性があるため、治療は難しくなります。

ちなみに、血圧のコントロール状態が不良である場合も、インプラント治療は基本的には受けられません。

〇心筋梗塞

過去に心筋梗塞の発作の経験がある場合、発作から6ヶ月以上経過しているケースでは、歯科クリニックの医師の判断により、インプラント治療を実施することができます。

ただし、6ヶ月が経過していない場合は、治療ができないことがあります。

また、期間的には問題がなかったとしても、症状が良好にコントロールできていない場合、後遺症が残っている場合などは、インプラント治療が難しく、服用している薬の種類によっても、十分な配慮が必要になります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・糖尿病を患うと免疫力が低下し、インプラント治療時における細菌感染のリスクが高まる

・高血圧症の薬を服用している場合、治療中の出血が止まらなくなることがある

・高血圧症の合併症が見られる場合、インプラント治療が難しくなる可能性が高い

・心筋梗塞の発作から6ヶ月以上経過していない場合、インプラント治療ができないことがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。