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【新潟でインプラント】インプラント治療における3つのリスク

インプラント治療を受けるにあたって大事なことは、メリットだけでなく、デメリットやリスクについても理解することです。

治療そのものは安全に配慮されていますが、残念ながら、必ずしも医師や患者さんの思い通りの治療になるとは限りません。

ここからは、インプラント治療における3つの主なリスクについて解説します。

〇口内トラブル

インプラント治療は切開を伴うものであるため、麻酔が切れた後には痛みが生じます。

こちらは、早くて2~3日程度、長くても1~2週間ほどで治まりますが、2週間以上経っても痛みや腫れが続くことがあり、このような場合は細菌感染が起こっている可能性があるため、早急に医師に相談すべきです。

また、インプラントは天然歯に比べると粘膜との結合が弱いため、感染症にかかりやすい傾向があります。

特に、インプラント周囲炎と呼ばれる、プラークの細菌によって引き起こされる感染症は、進行が早く治療が難しいとされているため、要注意です。

〇インプラントが骨に定着しない

インプラント治療には、骨に人工歯根が定着しないというリスクがあります。

もし、骨にしっかりとくっつかなかったら、人工歯根が揺れ、きちんと噛むことができないだけでなく、脱落のおそれもあります。

また、このような現象は、歯科クリニックの医師の技術というよりは、どちらかというと患者さんの身体の状態が関係していることが多いです。

例えば、喫煙習慣がある方は、人工歯根が骨に定着しにくくなりますし、歯ぎしりや食いしばりなどの習慣も定着を妨げるおそれがあります。

〇手術に失敗する

下顎の場合、インプラント治療では骨に穴を開ける必要がありますが、このときに神経や血管を傷つけてしまい、神経麻痺などが起こる可能性があります。

また、上顎の場合、上顎洞と呼ばれる頭蓋骨の空洞まで突き抜けてしまい、炎症を起こすケースが報告されています。

これらの失敗は、CTなどを用いてしっかり血管、神経などの位置を確認すればほとんど起こりませんが、費用が格安のインプラント治療などを受けると、失敗のリスクは高くなります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラント治療後には、細菌感染によって痛みや腫れが長期間続くことがある

・インプラント治療後の細菌感染は、インプラント周囲炎を引き起こす原因にもなる

・患者さんの身体の状態によっては、人工歯根が骨に定着しないことがある

・格安のインプラントは、重大な手術の失敗が起こるリスクが高い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。