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【新潟の歯医者】根管治療の仮詰めをしている期間の注意点

根管治療は1回で終わることはなく、短くても2~5回の治療が必要です。

また、治療が完了するまでの間は、仮詰めと呼ばれる詰め物を使用し、次回来院するまでの間、治療箇所に細菌が侵入するのを防止します。

今回は、根管治療の仮詰めをしている期間の注意点について解説します。

〇ブラッシングで力を入れすぎない

仮詰めをしている部分も、通常の天然歯と同様、ブラッシングによってケアしなければいけません。

しかし、歯ブラシやデンタルフロスで強い力をかけてしまうと、仮詰めが取れてしまう可能性があります。

そのため、期間中は力を入れすぎないよう、優しく磨くようにしましょう。

また、通常の手で動かす歯ブラシやデンタルフロスの代わりに、電動歯ブラシや口内洗浄機など、力を入れなくても効率的に汚れを落とせるアイテムを導入するのもおすすめです。

〇食べ物に注意する

根管治療の仮詰めをしている期間は、食べ物も慎重に選ばなければいけません。

仮詰めは、あくまで細菌が入らないようにするための蓋であるため、それ自体に硬いものを噛み切ったり、すり潰したりするような性能はありません。

あまり無理をすると割れたり、外れたりする原因になるため、できる限り硬い食べ物は避けるようにしましょう。

やむを得ずある程度硬さのあるものを食べるときは、仮詰めをしていない部分で噛むようにしてください。

また、ガムやキャラメル、餅のような粘着性のある食べ物を食べると、それに引っ張られるようにして仮詰めが取れることが考えられるため、こちらもなるべく食べないようにするのが無難です。

〇指や舌で触らない

根管治療の仮詰めを入れた後は、口内に変化が生じ、違和感があることから、ついつい無意識に指や舌で触ってしまいがちです。

歯科クリニックでは、丁寧に仮詰めがされるものの、このような行動によって強い力が加わると、取れたり形状が変化したりするおそれがあります。

また、こちらはブラッシングや食べ物が原因で取れたときにも同じことが言えますが、仮詰めが取れると当然食べカスが詰まるリスクや、細菌感染のリスクは高くなります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・根管治療が完了するまでの間、治療箇所には細菌感染を防ぐための仮詰めが装着される

・歯ブラシやデンタルフロスによって強く磨くと、仮詰めが取れてしまうおそれがある

・硬いものやガム、キャラメルなどの粘着性のあるものも、仮詰めが取れる原因になる

・仮詰め直後の違和感があっても、指や舌で触ってはいけない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。